技能実習制度において、外部監査人は重要な役割を担っています。監理団体が適正に技能実習を実施していることを客観的な視点から検証し、技能実習生の権利を保護する重要な役割を果たします。
外部監査には、定期監査と同行監査の2種類があります。
1. 定期監査
定期監査は、3ヶ月に1回以上の頻度で行われる監査です。監理団体の業務内容や財務状況などを監査し、技能実習制度の遵守状況を確認します。
定期監査の主な内容
- 監理計画の遵守状況
- 技能実習生の募集**・選考・受入・管理・指導・帰国等の状況**
- 出入国管理法、労働関係法令等の遵守状況
- 監理団体の財務状況**
2. 同行監査
同行監査は、1年に1回以上、監理団体が行う実習実施者への監査に同行して実施する監査です。実習実施者の施設や技能実習生の生活環境などを確認し、技能実習制度の遵守状況を確認します。
〇同行監査の主な内容
- 実習実施者の施設の状況**
- 技能実習生の生活環境の状況**
- 技能実習生の勤務状況
- 技能実習生からの相談や苦情の状況
〇外部監査を受けるメリット
- 技能実習制度の適正な運用: 外部監査を受けることで、技能実習制度が適正に運用されていることを確認できます**。
- 技能実習生の権利の保護: 外部監査を受けることで、技能実習生の権利が保護されていることを確認できます**。
- 監理団体のコンプライアンス体制の強化: 外部監査を受けることで、監理団体のコンプライアンス体制が強化されます。
- 監理団体の信頼性の向上: 外部監査を受けることで、監理団体の信頼性が向上します。
〇外部監査人を選ぶ際のポイント
- 技能実習制度に関する知識と経験: 技能実習制度に関する専門的な知識と経験を持つ監査人を選びましょう。
- 実績: これまでの監査実績を確認しましょう。
- 費用: 適正な費用であることを確認しましょう。
技能実習制度の適正な運用と技能実習生の権利の保護のためには、外部監査人の役割が重要です。監理団体は、外部監査人を適切に選定し、外部監査を有効活用することで、技能実習制度の円滑な運営に貢献することが期待されます。
当事務所の取り組み
当事務所の代表は、技能実習監理団体の外部監査人として、これまで多くの監査業務に携わって参りました。2024年6月26日に最新の監理責任者等養成講習を受講し、技能実習制度に関する知識をさらにアップデートしております。
【当事務所の強み】
- 最新の技能実習制度への精通: 2024年7月現在、最新の監理責任者等養成講習を受講し、技能実習法をはじめ、入国管理法、労働関係法令等、2024年7月時点の最新法令に関する幅広い知識を有しております。
- 外部監査実績: これまで監理団体の外部監査を行い、監理団体の運営状況や実習実施状況を的確に把握してきた実績があります。
- 中立的な視点と的確な監査: 監理団体と実習実施者、技能実習生の立場に寄り添い、中立的な視点から監査を実施いたします。問題点を発見した場合は、改善に向けた具体的なアドバイスも行います。
- 丁寧なコミュニケーション: 監査結果や改善点について、わかりやすく丁寧にご説明いたします。また、日常的な相談にも柔軟に対応いたします。
【貴団体の適正な運営を支援できること】
- 適正な技能実習の実現: 監査を通じて、2024年7月時点の最新法令に基づき、技能実習制度の遵守状況を徹底的にチェックし、適正な技能実習の実現を支援いたします。
- リスクの早期発見・防止: 問題点を早期に発見し、改善を促すことで、トラブルのリスクを未然に防ぎます。
- コンプライアンス体制の強化: 法令遵守体制を強化し、監理団体のイメージの向上に貢献いたします。
技能実習制度の円滑な運営と、実習生一人ひとりの安全・安心な生活環境の実現に向けて、全力で支援いたします。
まずはお気軽にご相談ください。